ブラックミュージックはお好きですか?
お好きです。笑
私の愛聴盤をご紹介させてくださいね。
今回はアリシア・キーズ「As I Am」
グラミー15冠、全世界トータル・セールス6,500万枚を誇るアリシア・キーズ。2021年は通算8枚目となる「KEYS」をリリース。1つの楽曲に対し<オリジナルズver.>と<アンロックドver.>の2種類の音源が対をなして収録されるというアリシアの原点回帰的アルバム、と言われていますね。
アリシア・キーズ、2001年にリリースされた「Songs In A Minor」でデビュー。
そのデビューアルバム「Songs In A Minor」は見事全米アルバム・チャート初登場1位を記録。シングル“Fallin’”でも全米シングル・チャート6週連続1位を記録。グラミーも最優秀楽曲賞を含む5つの部門で受賞し、その年の最多部門受賞を達成しました。
その2年後の2003年にセカンドアルバム「The Daiary of Alicia Keys」をリリース。ここに収録された楽曲の中でも根強い人気を誇る名曲といえば“If I Ain’t Got You”。この曲はアリーヤが亡くなったことや9.11、アメリカ同時多発テロという悲劇を受けて制作され、人々の心に寄り添うアリシアの代表曲の一つ。このセカンドアルバムも全米アルバムチャートで1位を記録しグラミー賞4部門を受賞。
その後、2005年にアンプラグドを、そして、2007年にサードアルバム「As I Am」をリリース。
プリミティブといいますか、削ぎ落とした美しさがあるといますか、シンプルに表現力豊かなボーカリストとしてのアリシアの魅力が詰まっているような気がします。どの曲もシングルになりそうなぐらい。。。名曲ぞろい。モータウンや60年代から70年代の世界観にインスパイアを受け、ヴィンテージもののキーボードを多用しているのも、このアルバムの特徴。アルバムはレコードの針を落とすところから始まり、ボーナストラックの前に入っているラストの14曲目はレコードの最後の溝を行き来するノイズが聞こえてきます。レトロでヴィンテージな演出が感じられます。
このサードアルバム「As I Am」も最終的にグラミー3部門を受賞しました。大型新人という枠から、さらに一歩、唯一無二なR&Bシンガーとして進化させたアルバムと言えるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回もゆるりとお付き合いいただければ。。。