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ブラックミュージックはお好きですか?  「Tony!Toni!Tone!」

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ブラックミュージックはお好きですか?

 

お好きです。笑

 

私の愛聴盤をご紹介させてくださいね。

 

今回はTony!Toni!Tone!、1996年リリースの4作目「House of Music」

90’s R&Bを代表するソウルクラシックアルバムの一枚ですね。

 

ラファエル・サディークとドウェイン・ヴィギンズ兄弟、その従兄弟、ティモシー・ライリーの三人によって結成されたトニー・トニー・トニー。デビューは1988年のアルバム「Who?」
続く1990年にリリースされたセカンドアルバム「ザ・リバイバル」。ここからはヒップホップ色の強いゴキゲンなナンバー「Feels Good」やミドルからスローなテンポのメロウチューン「It never rains in Southern California」など4曲がシングルカットされ、次々とブラックチャートを制覇しました。

 

そして、ニュージャックスウィングブームも去りつつあった1993年にサードアルバム「サンズ・オブ・ソウル」を発表。生音を多用し、レトロソウルな趣きやライヴ感もあって、ヒットしましたね。。。チャートで判断すると、彼らにとって最も成功したアルバムとなりました。

 

その3年後、1996年にリリースされたのが「House of Music」です。個人的に一番好きなのはこの作品。「サンズ・オブ・ソウル」よりビンテージ感があって、60年代、70年代ソウルへのオマージュが感じられます。とはいえ、そのまま、なぞるのではなく、ヒップホップやジャズの要素も取り入れて、彼ら独自のサウンドを築いています。。。打ち込み中心だった当時のR&Bに生音をブレンドする彼らの手法は、まぁ、引き込まれるものがありました。

 

そういう意味ではブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークのシルクソニックも70年代のソウルやファンクにアプローチし、生演奏にこだわって、当時の質感やグルーヴを追求したスタイルですね。

 

歌は世につれ世は歌につれ、と言いますが、偉大なソウルジャイアンツたちが残したグルーヴは脈々と次の世代に受け継がれているんですね。。。

 

時代によって変化はしていきますが、真のソウルはリスペクトされながら歌い継がれていくものなんだな。。。と。

 

「House of music」からオススメは

唯一メンバー以外のプロデューサーとしてDJクイックを迎え、DJクイックのラップをフィーチャーした「Let’s get down」やアル・グリーンへのオマージュを感じさせるサザンソウルテイストな「Thinking of you」など。。。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また次回もゆるりとお付き合いいただければ。。。