ブラックミュージックはお好きですか?
お好きです。笑
私の愛聴盤をご紹介させてくださいね。
今回はアンジェリーク・キジョー 。世界で最も成功しているパフォーマーの一人ですね。
過去30年以上にわたり、国際的な音楽界で並外れた声の持ち主としての地位を確立し、多くのアーティストにインスピレーションを与え、グラミー賞を4回受賞。また、音楽活動だけでなく、ユニセフの親善大使として世界各地で子どもたちのために活動しているほか、アフリカの少女たちの教育支援を目的とした財団を共同で設立したりと、国境を越えて幅広いファンをもつアンジェリーク・キジョー 。
生まれはベナン共和国、コトヌーという港町。はじめて舞台に立ったのは6歳の時。母親が率いる旅回わり一座。。。って、言い方が和風ですが、母親の劇団で踊ったのが初舞台。ハタチを迎える頃には、プロのシンガーとして活動。その後、ベナン国内の政情不安により、1983年、23歳でパリに移住。5年経たずして、本人のリーダーバンドを率いて、1990年にデビューアルバムをリリース。これまでに15作以上をリリースしています。。。
英語、フランス語、フォン語、ヨルバ語が堪能で、曲によって英語だったり、ヨルバ語だったり、その両方で歌ったりされています。
そんなアンジェリーク・キジョー の作品に出会ったのは、1990年代後半です。フェラ・クティがきっかけで、アフリカの音楽をもっと知りたくなり、神戸のCDショップの「ワールド」のコーナーで見つけたのがこのアルバム、アンジェリーク・キジョー の「オレミ」でした。
アフリカの大地を感じる土っぽさは十分、アンジェリーク・キジョーのエモーショナルなボーカルから聴こえてくるんですが、それに重なるディープなグルーヴにファンキーなビートが、とても先進的で洗練されていて、アフリカと世界を結びつけるようなサウンド、というのでしょうか。これぞワールドミュージック。。。という印象を受けたのを鮮やかに記憶しています。
ちなみにアンジェリーク・キジョー
昨年2021年、ニューアルバムもリリースしています。
1998年のアルバム「オレミ」からは
ジミ・ヘンドリックスのカバー「Voodoo Child」や「Yaki Yaki」などがオススメです。
よかったら聴いてみてくださいね。
そして、また次回のゆるりとおつきあいいただければ。。。